エッセイ

自由学園明日館/フランク・ロイド・ライト

 我が家から歩きで自由学園明日館に向かった。明日館は池袋駅西口から徒歩で5、6分程の場所にある。こんなアクセスのよい賑わいのある場所に、国の重要文化財があるということは驚きで、嬉しいことである。
  「自由学園明日館」はフランク・ロイド・ライトの設計である。ライトは1867年生まれのアメリカ人建築家。近代建築の三大巨匠と呼ばれ、世界に数多くの名建築を残している。(そのいくつかは世界遺産にも登録されている)確かライト設計の建築が中学か高校の教科書に掲載されていた記憶がある。ライトの設計として、日本では帝国ホテルが有名。現在は明治村に正面玄関部分が移築・保存されている。
 自由学園明日館は大正11年(1922年)中央棟が完成し、昭和2年(1927年)講堂が完成、現在の姿となった。関東大震災、太平洋戦争をくぐり抜け、戦後、かなりの間活用されるが、老朽化が激しくなり、取り壊しの議論がおこる。 その後、文化財、芸術的価値を評価され、平成9年(1997年)国の重要文化財に指定される。平成11年(1999年)保存修理工事開始、平成29年(2017年)工事が完了する。現在、美しい姿がよみがえり、見学、講習会、コンサート、結婚式等多目的に活用されている。文化財を保存しながら使う。これを「動態保存」と呼んでいるようである。ここの食堂は見学の場所であるが、実際のカフェにもなっている。私はここでコーヒーを頂いた。焼き菓子付きである。最高に贅沢な最高級のカフェである。

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 最初、外から見た印象は「可愛らしい」であった。低層建築でシンメトリカルな配置。柔らかな色使い。しかし中に入って見ると、その印象とは違った趣である。部屋、廊下、窓、棚、そこを照らす照明、窓明かり。それらが創り出す空間は、少し重く、そして遠いむかしの灯火に出会ったように、穏やかに人を包み込む。
 ホール、窓、ドア、天窓等には多様な幾何学模様が施されている。眺めるに、その模様の変化が楽しく、美しく、心地よい。この明日館の中央部にはホールがあり、その上に食堂又さらにその上にギャラリーとなっている。これらは短い階段で結ばれてい。小さな階段を抜けて部屋に足を踏み入れると、刹那の空間の広がりを感じ、なぜか爽快である。外から見た建物より、建物の内を歩いてみる方が大きさ、広さを感じる。
 ここを訪れたのは今回で2度目。たぶんまた訪れると思う。心ある館である。

ウェブマスターの旅行記

 いままで書き留めておいた私の旅行記を整理して掲載しました。かなり古いものも多く、現在とはかなり景色が違うと思います。今回、整理をしながら目を通していくと、当時を思い出し、なんだか郷愁にかられました。旅行記の制作は結構面倒で、途中でやめてしまいましたが、続けていけばと少し後悔しています。
▼ウェブマスターの旅行記(別窓で開きます)

ウェブマスターの旅行記

さくら さくら

さくら さくら

東京都 中板橋 石神井川沿いの桜

淡いさくらの雪の中を 静かに 静かに歩いて行こう。そして沸き立つ気持ちを抑えながら 静かに 静かに語ろう。
春を待ちわびていたヒヨドリ達を驚かさぬように。蝶のような小さなメジロが飛び立ってしまわぬように。
このさくらをそっと胸にしまい込むために。

新しいワザに挑戦 自動切り替え画像 in鎌倉

 ホームページ製作を勉強しているうちに、いろいろと挑戦してみたくなる。特に※JavaScript(ジャバスクリプト)を学んでいる最中で、その言語を活用したプログラムを現在、ホームページにいろいろ取り入れている。そうした製作の中で、私のパソコンに、かなり前に撮った鎌倉の画像が、数十枚見つかった。これをお蔵入りさせるのは、もったいないと思い、これから十数枚抜き出して、エッセイのページに掲載した。その掲載の方法は、自動的に同間隔で画像が切り替わるもので、その切り替わりが柔らかく、優しいのが面白い。この画像は鎌倉の「建長興国禅寺」と「鶴岡八幡宮」である。画像は4秒で置き換わる。

※JavaScriptは、Webブラウザ上で動作し、Webページに動きや対話性をもたらすプログラミング言語です。HTMLでページの構造を記述し、CSSで装飾を施した上で、JavaScriptは動的な処理を実現します。(yahoo AI アシストより)

上の画像のプログラム制作を終えて画像をながめていると、なぜか頭の中に音楽が流れてきた。次の日もまた音楽が流れてきた。それなら画像と伴に音楽を流してしまえと思った。でもうるさくて聞きたくない人もいるから、再生とストップのボタンを付けよう。ところで音楽はなににしよう?どうせなら好きなクラシックがいい。選んだ曲はブラームスの交響曲3番の3楽章である。ブラームスは思慮深く、無口で、ひとみしりで、感情を表に出すのがたいそう苦手であったらしい。それでいて音楽を聴いていると、情緒が豊かで、感傷的で、熱い思いがじんわりと伝わってくる。この3番の曲を聴いていると美しさを抑え、感情を抑え、緻密に音を紡いでいこうとするが、それがこの3楽章で崩れさり、もう我慢ができず感情がほとばしりでてしまった。そう感じる。旋律はどこか悲しげで、そして極めて美しい。

ブラームス 交響曲第3番第3楽章

よし!ホームページを作ろう

 周囲からの圧力もあり、どうにもホームページ(HP)を制作しないわけにはいかなくなった。しかしプロに頼めば、お金もかかるし、結局、内容や画像はこちらで用意しなくてはならないし、それなら自分で作ってしまえということで、一から勉強が始まった。(私のHPの知識は25年前のもので使い物にならなかった)HTML、CSS、JavaScript(なんのこっちゃ)。なにかすごく難しい。そしてめんどくさい。このHPは、すべて言語で一字一字タイピングすることで作成した。そのうえ私、打ち込みには、いまだに一本指のタイピングである。
 HP制作は、ドメインの取得、サーバーの用意、コンテンツ(文章 画像等)の用意、HPの作成、サーバーに接続・・・いやはや乗り越えなくてはならないことがいっぱいある。・・・・・・・・ まあ地味ではあるが一応、最先端の技法が取り入れたHPができた。(まあ専門家から見たら子供だましと言われるだろうが)
 HP制作に興味をもたれた方。ぜひHP制作に挑戦してほしい。無料で簡単に作られる方法もある。(ネットで検索するといっぱい出てくる)また自前で作りたかったら、少し難しいが「ホームページビルダー」なるHP制作ソフトもある。これはHTML言語を少し勉強しないと難しいかもしれない。
 下記に「スライドショー」 を掲載した。初めての挑戦である。これはJavaScript(ジャバスクリプト) なる言語を使わないとできない。拙いものだが、出来上がった時は嬉しかった。

新神戸駅から神戸港クルーズ/南京町へ  スライドショー

▼新神戸駅から神戸港クルーズ/南京町へ スライドショー(別窓で開きます)
神戸スライドショー

小さな旅・新神戸駅から神戸港クルーズ/南京町へ

 東京から新幹線のぞみに乗り、新神戸駅へ降り立った。思ったより小さい駅である。外は駅舎をはさみ市街地側と山側に分かれ、山側は木々が駅の屋根に追いかぶさるように生い茂り、駅舎に沿ってすぐさま鬱蒼とした森となっている。この森はかの有名の六甲山の山裾である。市街地側は大きなロータリーで、その中央に護岸がコンクリートでがっちりと固められた水路のような川が流れている。水路というには水深が極めて浅い。たしか生田川と呼ばれているらしい。本日は駅からすぐ近くのホテルに泊まり、明日は市街地、神戸港の観光の予定である。ホテルからの夜景は素晴らしかったが写真におさめることを忘れた。
 一夜明けて、本日は天気が良い。朝、このホテルの近くにある※1「竹中大工道具館」へ歩いて出向いた。ここは古き時代の優れた消えゆく道具を、私たち日本人の遺産として収集、保存している博物館である。匠が作り出す実物大のような大きな模型は見ものである。
 駅に戻り、バスに乗って「中突堤中央ターミナル」へ向かった。神戸は幕末に外国人居留地に選ばれ、西洋の文化が定着したことから、現在も西洋建築が数多く残っている。これが観光の大きな目玉になっているのだが、今回はその時間もなく、バスの車窓から神戸市街を眺めるに終わった。しかしそれでも歴史のあるビルディングに数件遭遇した。また現在の高層ビル群も神戸の街に溶け込み調和し、彩を添えている。
 神戸港のターミナルへ到着すると、神戸ポートタワーが出迎えてくれる。塔の中央部がくびれた朱色の美しいタワーである。なるほどこれは神戸港のシンボルに相応しい。ここから船に乗り、短いクルーズが始まる。その船であるが、江戸時代の船を模した、まるで「千と千尋の神隠し」の風呂屋を彷彿とさせる船である。神戸に似合わないと思ったが、船自体は奇抜でレトロでなかなか楽しい。このクルージング、美しい自然を眺めるというより、※2建造物を楽しむことを中心とした構成となっている。特にポートタワーとビル群が織りなす景観は圧巻である。夜になりそれに明かりが灯れば、歌の二つや三つ、すぐに生まれそうな心揺さぶる情景となるだろう。神戸港は大変珍しい水深が深い天然の港で、国際貿易港となっているとアナウンスが伝えていた。
 船を降りてから、昼食の先へ向かう。南京町である。ここはチャイナタウンで100あまりの店が軒を連ねている。横浜中華街を小さくした感じだ。ここで神戸牛を味わった。神戸に牛舎や牧草地帯はないと思えたから、どこで育った牛か疑問であった。調べてみると但馬地方で育てられた牛、但馬牛で、その中から厳選され、一番厳しい審査基準をクリアーしたものだそうである。味については、感想を述べるのが野暮ったい、そういう感じである。
 今度神戸に来たら街をゆっくり歩きたい。デュークエイセスの※3「別れた人と」を口ずさみながら。歌の似合う街である。

※1 竹中大工道具館 いろいろビデオライブラリーがあって、道具の紹介・解説をしてくれる。大変充実したHP。
※2 神戸ハーバーランド、川崎重工、海上自衛隊の潜水艦、三菱重工業、明石海峡大橋、神戸港第一防波堤東灯台、神戸空港、ポートアイランド、神戸大橋、中突堤・メリケンパーク(パンフレットより)
※3 歌:デュークエイセス・別れた人と ♬ 別れた人と 神戸で逢った みっめあって みっめあって 港まで だまって歩いた~